第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会

ご挨拶

第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会を2019年11月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり、パシフィコ横浜において開催させていただくこととなりました。第30回という大きな区切りの学術集会をお引き受けさせていただくことを大変に感謝し、また重責を感じております。

本年はラグビーワールドカップ、そして2020年は東京オリンピック・パラリンピックと、わが国で世界最高峰の国際競技大会が開催されます。このような大会で、そしてトップアスリートについてメディカルサポートを行うと同時に、スポーツでしか得ることのできない喜び、楽しみを子供たちに感じさせ、高齢者における心身の機能低下や様々な原因による廃用をスポーツで防ぐことは私たちの仕事です。

Generation to generation -次の世代へ- を学術集会のテーマといたしました。1989年(平成元年)に設立された日本臨床スポーツ医学会の30回目の学術集会であること、1964年の東京オリンピックから55年が経過し、すでに2世代の時間が過ぎたこと、そして何よりも平成の元号から新たな元号へ変わる年であることなど、次の世代の活躍への期待が高まっています。30年前の1989年にベルリンの壁が壊され、東西冷戦構造が終焉するという大きな社会変革があり、スポーツ界の勢力が大きく変わりました。スポーツのインテグリティを脅かす組織的なドーピングもありました。一方、iPS細胞を用いた再生医療による生命そのものの理解、画像診断、内視鏡などによる生体の動きの理解とともに疾患の理解が進み、臨床スポーツ医学が大きく成長した時代でした。このように輝かしい過去30年の歴史を振り返り、今後の30年の臨床スポーツ医学を考える学術集会を創りたいと考えています。

横浜はいつも新しいアイデアを与えてくれる街です。多くの皆様方のご参加をお待ちしています。

第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会
会長 山澤 文裕
(丸紅健康開発センター)

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